2018.12.03
<自己啓発> 平櫛田中

 「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」
 「今やらねばいつできる。わしがやらねばだれがやる」
 「六十、七十は鼻たれ小僧、男ざかりは百から百から、わしも、これからこれから」

 これは、平櫛田中、98歳のときの言葉です。
 数々の名作を生み出し、文化勲章を受章した彫刻家、平櫛田中は、あるとき、50年分の木彫用の木材をまとめ買いして庭に積み上げました。そして黙々と彫り続けたのです。50年分の木材を購入したとき、平櫛田中さんは何歳だったと思いますか?
 100歳です。100歳のとき、「この先50年はやるぜ」と思っていたのです。
 また、600万円出して、木彫りの材料となるクスノキを3本買い込んでいます。10年乾燥させないと使えないクスノキを、100歳を超えてから、600万円出して買っているのです。

 平櫛田中の、この圧倒的なエネルギーを生み出していた源は朝にありました。毎日朝から木彫り用のノミをふるい一心不乱に彫ったそうです。家族の証言によると、彼は早起きで、なんと午前2時に起きて本を読んでいたそうです。朝6時には着物を着て朝食。庭での30分間の散歩。就寝は午後9時だったそうです。

*平櫛田中(ひらぐしでんちゅう);1872~1979.彫刻家、東京国立劇場の「鏡獅子」
引用図書;ひすいこたろう:朝にキク言葉:サンマーク出版,2011.

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