2019.02.25
<心理学> 防衛の霧

 子供の頃よく叱られた人は、大人になっても、「誰かに叱られるのでは…」「お前はだめだといわれるのでは…」という恐れを捨てきれず、引っ込み思案になることが多い。

 そういった人が使う自己嫌悪は、何かをやって失敗することに対する不安から自分を防衛するために、自分の周りにめぐらしている霧のようなもの。きびしく自分を責めているようで、自分や他人をはっきりと認識することを避けるために使っている。結果として、周りから勝手者とみられてしまうことになりかねない。

参考図書;河合隼雄:働きざかりの心理学:新潮文庫,1995.

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