2019.07.06
<歳時記> 愛逢月(めであいづき)

 七夕月(たなばたづき)、七夜月(ななよづき、たなやづき)、そして、この愛逢月、どれも、七夕にちなんだ七月の異称です。
 文月(ふみづき)の語源も諸説ありますが、一説には、短冊に歌や字を書いた七夕の行事から文披月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)、それが転じて文月となったと言われています。七月といえば、七夕だったのですね。
 また、この月に咲く花の名前から蘭月(らんづき)、女郎花月(おみなえしづき)…。
 稲穂のふくらみを見る月でもあったので、穂見月(ほみづき)。そして、旧暦では秋の始まりの月だったことから秋初月(あきはづき)。
 現代版愛逢月はこれからが夏本番。
 ロマンティックな出逢いを予感させるこの言葉…。
 さあ、どんな愛に逢えるでしょう。

引用図書;山下景子:美人の日本語:幻冬舎,2005.

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