2020.03.02
<カウンセリング> 悩みに向き合う - さまざまなコーピング

 まったくなんの悩みもなく生きていくことはできない。大事なポイントは、どのように悩みと向き合っていくのか、どのように悩みとつきあっていくのかということだ。
★ストレスに対処することをコーピングとよんでいる。
 ☆無意識のコーピング;防衛機制
 ☆意図的に行われるコーピング
  〇問題焦点型のコーピング;悩みの原因にかんする情報の収集や、悩みを解決するための具体的な方法を考え、克服する対処法。悩みと正面から向き合い、闘うこと。
  〇情動焦点型のコーピング;気分転換によって不快な心身の状態をリラックスさせたり、悩みの中から良い面を見つけ出し、この悩みは悪い敵というよりはライバルなのだと肯定的に考えることで問題の意味を考え直すなど、心理的なストレス反応を和らげることに重点を置く対処法。悩みそのものと闘うのではなく、悩むことに伴うつらい気分を和らげることを目的にしている。
  〇回避・逃避型のコーピング;自分では状況をどうしても変えられないような激しい悩みや苦しみ、どうやっても肯定的にとらえることが困難な受け入れがたい悲しみにたいしては、じっとしている以外にどうしようもない。そんなときには、嵐が過ぎ去るのを待つかのように、回避・逃避型のコーピングが有効になる。

 どのコーピングの方がいいとか悪いというのではなく、がんばって闘うことによって問題の解決が可能な悩みにたいしては問題焦点型のコーピングをするのがいいし、簡単には解決できず、不快な気分に苦しむようなときには情動焦点型のコーピングが有効だといえる。

引用図書;羽成隆司/河野和明:あの人はどうしてそうしてしまうの?:ポラーノ出版,2018.

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